イトク食品の生姜湯製造 工場見学

小学生のころに行った工場見学。新たな発見も多くて、ワクワク。
けれど、大人になるとなかなか工場見学の機会はありませんよね。・・ということで!!

今回は、イトクの生姜湯ができるまでの工場の様子をご紹介。

工場見学にレッツゴー!!

1.生姜湯の原料を撹拌する

撹拌

まず、生姜湯の原料を投入して攪拌(かくはん)するところから開始です。

原料は、ヒートグラニュー糖、生姜、黒糖、本葛など。

詳しい内容は企業秘密★ですが、
商品ごとに、原料を入れ替える順番も変えることで、
後々の仕上がりがまったく違ってきます。

2.生姜湯の原料を乾燥させる

乾燥

次の工程は、先ほど撹拌した原料を専用のトレーに載せて乾燥させていきます。

原料を載せた後に、凸凹を作ることによって、火の通りを良くしています。

イトク食品は、昔ながらの焼き上げ製法で乾燥をしているので、
出来上がりは、パリッパリ!!

焼き上げ製法とは原料を直火で焼き上げる方法であり、昔はほぼこの製法が使用されていました。
コクが深くなる為イトク食品ではこの製法を今もなお使用しています。

3.生姜湯の原料を粉砕(ふんさい)する

焼き上げ乾燥した生姜湯の原料を取り出します。

原料は、水分をすっかり失って、カラカラのパリパリ状態。

これを粉砕機に投入して、大きなローラーで粉々に砕いていきます。

砕かれた生姜湯はサイズによって、2種類に分かれて出てきます。

手前のものは、粉砕した時に砕けた破片(はへん)が大きいもの。
右側のものは、既定の基準値以下のサイズになっているもの。

破片が大きなものは、そのまま使用すると、お湯に溶けずカケラが残ることがあります。なので、基準値以下のサイズになるまで、さらに数回粉砕機にかけます。

4.生姜湯を個包装する

生姜湯を個包装する

規定をクリアした原料を、商品ごとの決まった分量に分け、1杯分の個包装にしていきます。
1分間におおよそ50個製造しています。

多いと感じますか?それとも少ないと感じますか?
イトクの生姜湯は、工程も多く、手間がかかっています。
そのため、1日に製造できる量はそんなに多いわけではありません。

もっと、大量に生産できればいいのに、と思う反面、

一度にたくさん生産ができないので、


OEM(「Original:本来の」「Equipment:製品」「Manufacturere:製造業者」自社で製造した他社のブランドでの販売をおこなう製造業者の事)

での製造を行うのに適しています。


現在もOEMで専用商品を製造しています。

また製造が少ない為、在庫のロスが少なく廃棄品を極力でないようにしています。

4.生姜湯製品の完成

生姜湯製品の完成

今回は個包装にした生姜湯を製品にしていきます。

こ個包装を外袋に詰めていき、『封』します。
その際に賞味期限も印字していきます。最後に箱に詰めたら、めでたく出荷用の製品の

完成です!

おいしさのポイント 製品はすべて、手詰めで行っています。
お客様の要望に合わせた箱やパッケージをご用意したいという想いで、
正直なところ手間はかかりますが、イトク食品ではずっとこの方法です。

動画で見る!イトクの工場見学

今回工場で製造した商品は、イトクを代表する【蒸し生姜湯】

ショウガオールであったか体温革命!

『蒸し生姜湯』に使用されている上白糖は体を冷やす性質があるため、温めるビートグラニュー糖(砂糖大根)を使用。
また温め成分の高い、「蒸し生姜」を使用。温め成分ショウガオールが生しょうがの約33倍にもなります。(日本食品分析センター分析値)

国産原料100%使用し、味も効能も違う「生」と「蒸し」の生姜を組み合わせ、生姜の存在感を出しました。
国産生姜4577mg配合(生換算・1袋(16g)あたり)

蒸し生姜の効能とは?

旨味と成分が濃い 蒸し生姜

蒸し生姜とは

生姜を蒸した後、乾燥させたものを『蒸し生姜』と呼びます。生姜を蒸すことで温め成分の『ショウガオール』を増やし、乾燥させ成分を凝縮させます。

蒸し生姜は生の生姜に比べ、成分が凝縮されているので少量でも効果を発揮し、手軽に摂り続けられます。

[蒸し生姜の効能についてついて詳しく知る]